Column

だから今、愛する私の国へ~Kelly in Brazil

本格的にトレーニングを始めて1年となるモデル・Kelly。この夏、彼女の心に新たな決意が生まれたきっかけ。それは、母国で開催されたオリンピック。熱狂にわくブラジルに帰り、何を感じたのか。彼女の言葉で語ってもらった。

■ショーでジゼルの隣を歩くようなもの。緊張するに決まっている。

リオに着いたその日、私は男子陸上選手のケンブリッジ飛鳥選手に会いに出かけました。陸上男子の100m予選前日でしたが、彼は驚くほどに落ち着いていました。

ケンブリッジ選手とは、ドームアスリートハウス(DAH)で何度か会ったことがあるけれど、トレーニングに集中している彼に声をかけるのは勇気がいる。そう。私のそういう性格は結構、日本人っぽい(笑)。

いつもは挨拶するぐらいだから、きちんと会話をしたのは今回が初めて。4年に一度の大舞台で、ウサイン・ボルト選手ら世界トップのスプリンター達と競い合う気持ちは、いったいどんなだろう。

自分に例えたら、ファッションショーでジゼル(・ブンチェン)の隣を歩くようなもの。もちろん、緊張するに決まっている。

それなのにケンブリッジ選手は、何も気にすることなく、いつも通りリラックスしたたたずまい。きっと、これまでしっかりトレーニングを積んできた自信があるからでしょう。

翌日に行われた、男子100m予選。

彼の走りは、本当に素晴らしかった。準決勝の結果は残念だったけれど、この舞台までたどり着けたのは本当にすごいこと。今回の経験は間違いなく、次につながる。

2020年の東京オリンピックで、彼が輝く姿を見たい。心からそう思いました。

■世界で活躍することを目指し、もっともっとステップアップしたい。

Under Armourのパーティーに出席できたのも素晴らしい経験でした。中でもケビン・プランクCEOにご挨拶できて、すごくうれしかった。私が日本でUnder Armourのモデルをやっていること、Under Armourがずっと大好きでお仕事をするのが夢だったことを伝えたら「ありがとう。僕らはみんなファミリーだ」と言って、ハグして下さりました。

また、開会式にジゼルが登場したのも、大きな出来事でした。

モデルという立場で華を添え、オリンピックの開会式という素晴らしい舞台に立つことができる。彼女がやってのけたことに大きな刺激を受けるとともに、自分自身の未来のイメージがわいてきました。

4年後、東京オリンピックが開催されます。

世界中からたくさんの人が来ます。東京はコンパクトな街ですし、きっと素晴らしい盛り上がりを見せるでしょう。その開会式に私は出る! とまでは言えませんが、例えばさまざまな国のアスリートへのインタビューや、試合のレポートでもいい。ぜひ、積極的に携わりたいと強く思いました。

思えば、すべては今年の春にUnder Armourのお仕事をさせていただくことになったのがきっかけ。ハードなトレーニングをして新しい自分を手に入れたら、新しい世界が待っていました。

そして、以前はぼんやりとした思いだった「グローバルな舞台で活躍するモデルになりたい」という夢がこの夏、明確なものになりました。母国のオリンピックで目にしたトップアスリート達の輝きを心に刻み込み、自分を重ね合わせながら進んでいこうと思います。

今後も妥協せずにトレーニングをこなし、身体だけでなく、心も強くなりたい。
世界で活躍することを目指し、もっともっとステップアップしたい。

そんな気持ちが、さらに大きくなりました。

(終わり)

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