Column

原綾子コラム「矢印はいつも自分」

2012年ミス・ユニバース日本代表・原綾子さん。彼女は10代のころにテニスで鍛え上げた美しくしなやかな身体を武器に、ミス・ユニバース世界大会で戦った経験をもつTHE ATHLETIC WOMAN。世界の舞台で知ったグローバル基準での美しさ、そして日本の女性達に足りないものについて、彼女ならではの目線で語ってもらう。今回のテーマは「自分軸」で生きることの大切さについて。

本心の「自分軸」で生きる

あなたには今、やりたいことや目標はありますか?
また、それに対して素直に行動していますか?

その思いが本物ならば、すぐ行動に移しているあなたがいるはずです。
もしも理由を見つけて「できない」と決めつけているならば、
それは自分にとって、本当はしなくていいこと(やりたくないこと)なのだと思います。

よりよい人生を「望んでいる人」と、よりよい人生を「手に入れている人」。
その間にある、決定的な違いは何でしょうか?

それは「自分のすべてに100%の責任を持っていること」だと思います。

新しいチャレンジをする時、不安にかられた経験はありますか?
果たして本当に自分にできるのか。失敗するのではないか。
そう心配になった経験が、きっと誰でも一度はあるでしょう。

私も26歳で起業する時、少しばかりそんな気持ちがありました。
でもそんな不安よりも、素直に「やりたい!」という気持ちが先行し、
気づいた時には行動していました。

思い返せば、私がミス・ユニバースを
目指すことを決めた時は、行動力にあふれていました。

2010年11月のことです。
本気でミス・ユニバースになるために、チャンスの多い東京で経験を積みたい。
そう思い、上京を決心しました。

とはいえ、東京には何の伝手もない仙台の田舎者でしたから、
まずは人前に出る経験を積みたい。
そう考えてインターネットで東京のモデル事務所を探していると、
たった一つだけ、目に止まるエージェンシーがありました。
すぐさま電話で「入れてもらえませんか」と懇願し、
面接とオーディションの約束にこぎつけました。

3日後。仙台を出発し、六本木に事務所を構える
モデルエージェンシーへと向かいます。
とはいえ「モデルで生きていこう」という気はありません。
「2012年のミス・ユニバースになるため、写真を撮られたり
ランウェイを歩いたりする経験を積みたい」と熱弁をふるい、
「必ず2012年に結果を残すので、どうしても入れてほしい」とお願いしました。

「数日後に結果を連絡する」とのことだったので、
私はそのまま渋谷のスクランブル交差点近くにある不動産店へと向かい、
その日のうちに4つ内見し、1つ契約しました。
それが、私が2010年12月から東京で初めて住んだ、目黒区の8畳ひと間の部屋です。
モデルエージェンシーにも熱意が伝わり、合格の連絡が来ました。

そんな経験をしている私は、最初からすべてができた人間ではありません。
自分で考え、ほしいものに対して貪欲に行動し、不安や障害を恐れず
自らの気持ちに忠実に行動したこと。
それが、目標を達成した大きな要因だと思います。

最初にお伝えした「自分のすべてに100%の責任を持っていること」。
それは、自分の思考と行動をコントロールし、すべてを他人や環境のせいにせず、
状況を改善するために最善を尽くす、ということです。
人生の質は、その人の思考、行動、信念に左右されます。
この3つは、私達自身が支配しています。
そして、どんな未来がやって来るかは、すべて自分次第なのです。

時間がないから
お金がないから
不安だから
コネクションがないから
才能がないから

すべて、言い訳です。本気でやりたいと思うなら、いくらでも解決方法はあります。
「本心の自分軸で生きる人」こそが、
この先も本当の豊かな人生を歩む人なのだと思います。

素直にやりたいことをできる自分であるために、私も挑戦し続けます。

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