Column

高野人母美コラム「BODY PROVES EVERYTHING  ~身体は、すべてを物語る」

Vol.2「過去に執着しない。」

私は「0」か「100」の人間。まわりくどいことは嫌い。そして、遠回しな言い方もできない。やるのか、やらないのか。常にその二択だけ。

それはボクサー人生でも同じ。2013年にプロデビューして、2014年は「成長」、2015年は「勝負」と、毎年テーマを掲げて突き進んできました。

特に昨年は、世界戦という大きな目標がありました。だから自分に嘘をつかず、努力を重ね、失うものは何もないという覚悟を持ち、世界戦に挑みました。

でも、世界はそんなに甘くはなかった。結果は、負け。私自身、世界戦への思いは格別だったから、今後を心配する声もたくさん聞こえてきました。

だけど、もう何ともありません。なぜなら、私は過去にまったく執着しないから。

私はこの道を、自分で選びました。確かに世界戦での負けは、精神的にも肉体的にも大きなダメージになりました。でも、それを後悔しても負けの事実は変わらない。それならば、次のチャンスで立て直す。「あの時、ああしていれば」「こうすればよかった…」という後悔をしている時間があるなら、少しでも進化したい。

そう考えると、目の前にはやるべきことがたくさんありました。そして、自分がどこまでできるのかを、あらためて知りたくなりました。

過去は変えられない。だから悩んでも仕方がない、倒れたら這い上がり、もう一度自分が選んだ道を歩いていく。結局、それしかないんです。

2016年のテーマは「可能性」。自分の可能性をとことん探り、これまでとは違う高野人母美を見せていきたいと思います。

1
TOP