Column

原綾子コラム「矢印はいつも自分」

2012ミス・ユニバース日本代表・原綾子さん。彼女は10代のころにテニスで鍛えられた美しくしなやかな身体を武器に、ミス・ユニバース世界大会で戦った経験をもつThe Athletic Woman。世界の舞台で知ったグローバル基準での美しさ、そして日本の女性達に足りないものについて、彼女ならではの目線で語ってもらう。今回は、自分の"魅せ方"についての後編。

自分の”魅せ方”を知る(後編)

現在、私が代表を努めるAH’S INTERNATIONALが主催するファッションスタイリングセミナーでは、ファッションの知識がなかった私の数年前の写真と現在の写真を比べて、参加ゲストの皆さんにお見せしています。その見え方の違いや変化に大きな衝撃を受ける方がたくさんいらっしゃいます。

そして参加ゲストの皆様からは「魅力的な自分になるためには、あらゆる分野の知識が必要。もっと自分の魅せ方を研究したい!」と、さらなる向上心を感じさせる言葉をいただくことも多々あります。

スポーツやトレーニングで鍛えた、筋肉のある美しい身体。その魅せ方を知っている人と知らない人では、いつの間にか、その人の持つ魅力自体に差が生まれてきます。つまりセルフプロデュースがしっかりできていれば、それだけ自分の価値を高めることができる。「魅せ方」が、あなたがポジティブループに導かれるか、ネガティブループに引きずり込まれるかを、大きく左右するのです。

ちなみに私は、普段よりもさらに自信をつけたい「ここぞ!」という時には、勝負ヒールを履くことに決めています。ずっと眺めていられるほどきれいなシルエットで、パーソナルカラーのロイヤルブルーが際立つ勝負ヒールです。

講演会やステージでのキャットウォーク、大切な人に会う時…そんな状況でそのヒールを履いていると、それだけですでに大成功したような気持ちになれるのです。大きくなった気持ちがいいイメージを作り、本番は自分の納得のいく成果を得られて大成功! そんな経験は、これまでに何度もあります。

「素敵なワンピースやドレスを着ると、何だかとてもうれしい」
「着物を着ると、背筋がピンと伸びる」
「ブランドもののバックを持つと、自分の価値も上がったような感覚になる」
 
皆さんものような思いを抱いたことが、きっとあるのではないでしょうか?

実は、これらは「拡張自我」というもの。身に付けたものが心に直接影響し「自分の持ち物も含めて自分自身」と認識する、という心理学用語です。自我を拡張させるアイテムを決めておき、勝負時に身に付ける。すると、普段よりもいいマインドで勝負に臨むことができる、ということです。

小さな自信がつけば、ポジティブループの始まりです。誰かの基準で動くのではダメ。あなただけのアピールポイントを武器に、さらに自信を積み重ねて、意志のあるホンモノの女性=The Athletic Womanへ。

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