Interview

Lauren's rules for life ~ローレン・マイコラスの心がけ(Part.4)

タレントとして活躍するローレン・マイコラスさんによるコラム。彼女には、単なる「読売ジャイアンツのマイルズ・マイコラス投手の美人妻」ではない、Athletic Womanとしての顔がある。子供のころからダンスに打ち込み、今もハードなワークアウトを欠かさないローレンさんの声を、全6回で伝えていく。第4回は「日本女性」について。

You just don`t need to show that you are not capable.
「自分が弱々しい存在だと、わざわざ示す必要がどこにあるの?」

◼︎ I`m like, “HONEY! You are doing it! You are doing it all!” 「あなた達はこれだけのことが全部できているのよ! 本当にすごいわ!」

日本の女性は、自分達を正しく評価できていない。
私はそう思っている。

例えば、美しいスカート姿でハイヒールを履き、赤ちゃんを抱っこして、
後ろにも子供を背負い、自転車に乗る。
それだけたくさんのことを一度にこなすなんて素晴らしい!

そう思うから、私は言いたくなる。
「あなた達はこれだけのことが全部できているのよ! 本当にすごいわ!」って。

でも彼女達が、それを誇ることは決してない。
なぜなら日本の女性は、とても繊細でデリケート。
自分の強さを表に出そうとはしないし、みんな内気で大人しく、常に静かにしている。

何だか、割が合わないわ。
彼女達はポップスターのような尊大な態度を取ってもいいとすら、私は思う。
それぐらいすごいことをしているのに、気づいていないのかしら?

私はジムに行くと、男の子達とスポーツをしている時のような気分になるの。
どういうことか、わかる?

ジムは、自分が「できる」ということを証明する場。
男の子達に置いていかれないように、
そして、弱くて頼りない存在だと思われないように、
きついトレーニングをしっかりとやり抜いて「私はできるわ」と
アピールする場だと思っているの。
でも、日本の女性はそういう態度は決して取らない。

◼︎ I wanted to get up so bad and say, “STOP! You do not cry here! You GRRRR that out here!” 「やめなさい! ここは、か弱い声で泣く場所じゃない! 大きな声を出して、全力で踏ん張る所よ!」

この間、日本のジムに行った時のこと。
私がワークアウトをしている横で、女性が男性トレーナーの指導を受けていた。
彼女はバーベルをなかなか持ち上げられず、重さをこらえながら、まるで媚びているような、か細く弱々しい声を上げていたわ。

それを聞いた瞬間、私は彼女にこう言いたくなった。

「やめなさい! ここはそんなか弱い声で泣く場所じゃない。
大きな声を出して、全力で踏ん張る所よ!」

そもそも、自分が弱々しい存在だと、わざわざ人に示す必要がどこにあるの?
ジムでは、ただベストを尽くせばいい。
それだけよ。

正直に言って、彼女が男性トレーナーに対し、か弱い人格を装っているように思えた。
私には、絶対にできないことだわ。

日本の女性は、自らの強さを決して外に見せない。
きっと、男性のように見られるのが嫌なのね。

社会の問題もあると思うわ。女性が強さを見せることは、タブー。
日本の女性がそう思うように、社会が仕向けている気もする。

私の考えはそうじゃない。
いつの時代だって、女性は男性よりも優れている。そう思っているの。

確かに男性は、重い物なら持ち上げることができるわ。
でもそれに比べて、女性はこれまで、どんなに多くのことをしてきたか。
出産の痛みや子育ての苦労、そして仕事…
それらがどれだけ、身体と心にダメージを与えるか。
そして、常に頭の中を整理し続けねばならないか。
そんなにすごいことができるのは、間違いなく女性だけ。

フィジカルが優れているだけが「強い」では決してない。
「強い」という言葉の意味は、もっともっと広い。
メンタルや気持ちの持ち方も、私は強さの大切な要素だと思っているわ。

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