Interview

『輝く人に学ぶ』第1回 : 元ミス・ユニバース・ジャパン 美馬寛子さん

元ミス・ユニバース・ジャパン 美馬寛子さん

美しくて強い、輝く女性。
そんな、お手本にしたくなる素敵な女性が、日本には大勢います。
美しさや強さにも個性があって、輝き方はそれぞれ違うけど、
みんなに共通しているのは「しっかりした考えと、その実行力」。
「MUSE」のページでは、素敵に生きる方々の考えや実際のアクションから、
お手本にしたくなるような輝く秘訣を探っていきます。

■美馬さんにとっての「美しさ」とは・・・

ミス・ユニバース・ジャパンを経験しているだけあって、「美」へのこだわりは人一倍。
見た目だけではなく、内側からの輝きこそ本物と考える美馬さんの心がけは、無理のない自然体そのものでした。

―――――健康や美しさを保つために心がけていることは何ですか?
食べるものでも、身に着けるものでも、なるべくナチュラルなもの、自然なものを選ぶこと。ただし、ストイックにしすぎるとストレスになるので、完璧なオーガニック志向でもありません。

―――――プロポーションを維持する秘訣は何ですか?
体重計になるべく頻繁に乗って、数字で見るということ。あと、隠さずに意見を言ってくれる人が身近にいること。「最近太ったの」って言っても「そんなことないよ」って言われるのが普通ですよね。それを、ちょっと痩せた方がいいね、とか、もうすこし太った方がいいんじゃない、と指摘してくれる人を見つけることが大事ですね。

―――――ダイエットはどのような方法を取り入れていますか?
ダイエットは、自分に無理のない方法を選んでいます。いろいろ試した中で、お肉とお砂糖を抜くという方法が自分にあっていたので、それを続けています。昔から、お肉よりお魚が好きだったんです。なので、お肉を食べたいけど我慢しなきゃ、ということもありません。

―――――女性のファッションについてどうお考えですか?
ファッションと習慣は大きく関係しています。例えば、いろんなイベントでビフォーアフターの変身企画に参加してきましたが、日本の女性にはすごく着込む方が多いなと思います。身体をカバーするというか、隠すというか…。でも、本当はみなさん結構いい身体してらっしゃるんですよ。なので、着込む理由を聞くと、寒いから、冷え症だから、と言うんです。冷える原因を追究すると、食習慣に行きついたりするんですね。
食習慣を改善すれば、ファッションもさらに磨かれます。その場のファッションをどうこうするのではなく、食習慣を変え体質を改善しないことには本当のファッションを良くしていくことはできない。ファッションってつまりライフスタイルの一つですよね。

―――――美馬さんの考える「美しさ」とは? それを手に入れるためにはどうすればいいですか?
見た目など外見の話ではなく、内面だと思います。そして、内面の美しさとは「自信」だと思います。自分に自信を持つこと。どういうところに自信を持つのかは、人それぞれです。自分に自信を持つのは本当に難しいことですけど、それをクリアできると毎日が楽しくなります。そのためにも、自分の個性を知ることですね。自分はこうだ、と思えるように。それを自信に変える。

―――――本当に美しい女性はどのような方だと思いますか?
女性が一番美しくいられるのは、三十歳を過ぎてからだと思うんですよね。若くて美しいのは当たり前。外見が美しくても、内面からかと言われるとそうでもない。
歳をとるとお肌のトラブルが出てくるのも当たり前。でも、それを内面がまかなってくれるからこそ、美しい女性になれる。三十歳を過ぎて、みんなからきれいだねって憧れられるような存在が、本当に美しい人なんじゃないかなと思います。

■美馬さんにとっての「意志」とは・・・

何を聞いても迷いのない、はっきりとした答えが返ってくる美馬さん。
まっすぐで清々しい「意志の強さ」は、まさにカッコイイの一言です。


―――――日本の女性を見ていて感じることはありますか?
社会の雰囲気がそうさせるのでしょうけど、「かわいくしなきゃ」という風潮が強いように思います。本当は知的で意志もしっかしりた女性なのに、それが今の社会に合わないから、ちょっとかわいくする。幼稚にしてしまう。もったいないなと思います。私はもとから意志がすごく強いので、バランスをとるためにあえて柔らかさを加えていますが、日本人全体でみると、柔らかさを主張しているから、一般的には強さを加えてあげるほうがいいと思います。一歩下がってとか、上司がこうとか彼氏がどうだとかではなく、自分がどうしたいのか。周りの空気を読んで、それを大切にするのは日本人のいいところでもあるんですが、自分はここにいるんだよって、もっと主張してもいいと思います。

―――――コミュニケーションについて、どのようなことに気を付けていますか?
人間はどれだけ自立しているという人でも、絶対に周りの影響を受けていると思います。
類は友を呼ぶとも言いますよね。自分が毎日ハッピーだと思って過ごしていれば、周りにもそういう人が集まってきますし、逆に、ネガティブなオーラをまとった人が集まってくることもないです。

―――――女性の「強さ」とはどんなものだと思いますか?
今、海外で働いてみて改めて思うのは、どの業界でも、強い女性じゃないと生き残っていけない、ということです。ですけど、間違った意味の「強さ」を持ってはいけないと思うんです。ただ意志が強いだけだと、それはわがままになるし、自己中心的になってしまいます。
日本ではまだまだ、男性の日本人女性に対するイメージが「強さ」ではないという側面もあります。アスリートでも、強くて人気のある人が、私生活ではおちゃめだったりとか、そういうギャップがあったりしますよね。自分の意思を持ちつつ、それを押し込むんじゃなくて、きちんと相手の言うことも聞いて、話し合いの場所を持ったりとか。そういうところに私はすごく気を付けていますね。

―――――自信を持てるようになるまでの葛藤や模索はありましたか?
もちろんありました。
女性って外見で自分のことジャッジしがちじゃないですか。肌の調子だけでもだいぶその日の気分が変わりますよね。私は、小さい頃から伸長も高く、顔つきもオリエンタルで…。意志もすごく強かったタイプなので、目立ってたんでしょうね。だから、自分が悪くないときでも、そこにいただけで怒られたり、友達とも意見があわずに喧嘩になったり。そういうことが多くて、なんでだろうとずーっと思ってたんですけど、ミス・ユニバースに出会って、「枠に入らなくていいんだよ」と。「みんなが思う美馬寛子になる必要はない、自分が思う自分でいればいい」ってことを教わってから変わりましたね。あ、ユニークでいいんだ、と。そこに気づいてから自分に自信を持てるようになりましたね。

■美馬さんの「未来」は・・・

毎日や目の前のことに一所懸命になるのと同じように、将来や未来を今考えるのもとても大切なこと。
美馬さんは周りにもしっかり耳を傾けてたくさん吸収しながら、自分の理想の未来を見つめていました。


―――――現在、元ミス・ユニバース・ジャパンのナショナル・ディレクターをされていたイネス・リグロンさんと仕事も家もご一緒とのことですが、今でも学ぶところはありますか?
たくさんありますね。
いわゆるミス・ユニバースとしてやモデルとしての「学び」というのは最初のうちで、今はビジネスのパートナーとして一緒に模索しながらやっている感じですけど、人生の先輩として学ぶところはたくさんありますね。特に、彼女は美しいということに関して非常に高い意識を持っています。結婚して何年たっても、旦那さんにとっていつまでたっても美しい女性でいなさい、というのが彼女の信条ですし、彼女自身それを実践しています。今一緒に住んでいるので、パジャマだって気を抜けないですよ。気の緩んだ状態では部屋から出ることなんてできません(笑)イネスがいるから、イネスの家族が見てるから、というわけではなく、きちんとすべきところをきちんとする、その考えを持っているかいないかで雲泥の差です。

―――――美馬さんの描く理想の家族像や恋愛観とはどんなものですか?
結婚相手や恋人には、自分のやりたいこと、やってることを理解してほしいですね。仕事をセーブしなければいけない、という関係はいやなんです。結婚して子供ができても、自分がやりたいことは妥協せず続けたいですね。あと、できればお互い違う業界や仕事の方がいいですね。お互いが学んできたことを共有しあえると面白いと思うんです。

―――――最後に、目的や夢に対して、モチベーションを保つ秘訣は何ですか?
「自分がやりたいことをやる」のが一番じゃないかな。
自分が一番興味あることでないと毎日続けられないと思いますし、自分がやりたいことだったら、ちょっとハードなスケジュールだったとしても、それを楽しめるのでハードだとは思わないですよね。

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