プロテイン。それは、The Athletic Womanに 決して欠かせない、大切な"相棒" [後編]

プロテインを愛用するAthletic Woman達の声を聞いていくスペシャル企画の後編。ここからは、サッカー女子日本代表/宇津木瑠美、フィットネスインストラクター/伊賀真奈美、ファッション・エディター、ライターそして元『VOGUE GIRL』編集者/Kate T Ohiraの3人に語ってもらう。

「普段の食事と休息だけじゃ、世界レベルではやっていけない」
宇津木瑠美/サッカー女子日本代表

宇津木瑠美/サッカー女子日本代表

今年7月に行われたサッカー女子ワールドカップでの活躍が記憶に新しい、なでしこJAPANのMF宇津木瑠美。普段、フランスのモンペリエHSCでプレーする彼女は、フィジカルトレーニングの重要性についてこう語る。

「フランスに来て海外の選手の力強さを感じ、フィジカルコンタクトの重要性をあらためて知りました。海外の選手と比べて、日本人はテクニックが優れています。でもテクニックは、ボールを触って初めて発揮できる。海外の選手はそれをわかっているので、なかなか触らせてくれない。私のフランス1年目がそうで、結果、いいところを一つも出せなかった。ボールを持てれば取られない。でも持てない。結局、存在感をアピールできない。そんな悪循環に陥っていました。

私の身長は168cm。日本では大柄な方ですが、海外ではそうでもありません。アメリカやドイツは大きい選手が多く、平均身長172~173cmで体重も60kg以上ある。でも日本の選手は平均身長158~159㎝で体重も50kg ぐらい。当たられたらきついです。世界と戦うには、日本人は体重が軽すぎるのが現状。中でも体幹や足にしっかりとした筋力がないと、相手と対峙した際に簡単に吹き飛ばされてしまう。

じゃあ、ボールを持てない理由は何か。やはり、ボールがない時に潰されているんですね。空中戦やスペース確保の時、身体のぶつかり合いで負けてしまう。フィジカルコンタクトにどれだけ耐えられるか。その大きな課題を、フィジカルトレーニングで克服していきました。フィジカルは重要。テクニックがあっても、コンタクトで負けたらボールに触れないから」

21歳から海外でプレーしたことで、正しい栄養摂取よる身体作りの大切さにも早く気づけた。そして今も、トレーニング後にはプロテインを摂ることを欠かさない。

「フランスでは、女子サッカー選手も当たり前のようにプロテインを摂取しています。正直、日本の選手はあまり摂りませんね。食事でカバーできると考えているのでしょう。でも、しっかり食べるなんて当たり前のこと。普段の食事と休息だけでは、世界レベルでやっていけないのは明白です。

また日本の女子アスリートは、サプリメントを摂らないことで栄養失調や貧血になっているケースも多い。脂質などを避けようとしすぎた結果かもしれません。そういう意味でもプロテインは大事。しっかりトレーニングをして栄養をきちんと摂れば、パワーは確実につきます。

日本の選手もサプリメントをもっと取り入れるべきですが、例えばプロテインを摂ると太る、身体が大きくなりすぎる、と考えている人もまだ多い。でも、それは摂り方の問題。正しく摂れば必ず効果はあるし、太ることもない。日本ではまだまだサプリメントをちゃんと取り入れている選手が少ないので、間違った認識が伝わっているように思います」

正しいトレーニングと栄養摂取で付けた筋肉は、ハードな試合のギリギリの状況で自分を守ってくれる、大切なものだ。

「試合の後半などでつらい時、走れない時、筋肉は自分を守ってくれる。だから、フィジカルを鍛えることはすごく大切。これからも、必要な筋肉をしっかりと付けることに取り組んでいきたい。それが、プレーにいろいろなメリットをもたらすと思うから」

「筋トレはキツいから嫌? そのキツさがないと、身体は決して変わらない」
伊賀真奈美/インストラクター

伊賀真奈美/インストラクター

「トレーニングが終わったら、30分以内に必ずプロテインを飲む。これは鉄則! レッスンが終わったら、必ず参加した皆さんに伝えています。きついトレーニングをしっかりこなせばすごく疲れるし、筋肉痛も出るのも当たり前。だって、痛くなるのが筋トレだから(笑)。

痛くなるまで頑張るからこそ『せっかくここまでやったのだから、プロテインをちゃんと飲まなきゃもったいない』と思うものです。自分に甘えたゆるいトレーニングをちょっとやったかな、ぐらいではぜんぜんダメ。ハードにトレーニングして、終わったらプロテインを飲んで、ストレッチや入浴などでちゃんとケアをする。引き締まったメリハリのある身体になるには、それに尽きます」

語るのは、DNS Womanアドバイザリーインストラクター、伊賀真奈美さん。現在、筋トレや有酸素レッスン、ピラティスなど、合わせて週18本ものクラスレッスンを担当する伊賀さんだけに、サプリメント摂取は抜かりない。移動先にシェイカーを必ず持ち歩き、レッスン後にはプロテインとグルタミン を欠かさず摂るのが習慣になっている。

「プロテインは昔からずっと飲み続けているので、摂ってどう変わったかを伝えるのは難しい(笑)。でも、疲れが残りにくいのは間違いないかな。職業柄、どうしても夜遅くなるのは仕方ありません。レッスンが終わって、遅い日は夕食を摂れるのが夜12時、なんてこともあるのですが、そんな時はプロテインを飲んで寝てしまいます。私にとっては夜食代わりでもあります」

忙しい毎日の中、レッスンの合間などの空いた時間に、個人でウエイトトレーニングをすることも。

「全身バランスよく鍛えています。私、太る時は上腕三頭筋に出るんです。ああ太ったな、とわかるパーツって、誰にでもありませんか? 私の場合は腕なんです。レッスン中に腕を広げた時に、すぐわかる。やはり見られる仕事なので、意識しますね。脱いでも平気なように、トレーニングしていますよ(笑)」

女性にとって、見た目は何より重要。伊賀さんはそう断言する。

「気持ちは必ず身体に反映されるもの。だから、見た目は大事なんです。適度な自信のある女性って素敵じゃありませんか? いつも頑張っているからこそ、自分のことを好きでいられる。

あえて厳しいことを言いますが、『痩せたい、痩せたい』と言っているのに何も変わらない人は意志がない証拠。そもそも『筋トレはキツいから嫌』とか言う人いますよね。でも、そのキツさがないと身体は変わらない。キツさに耐える意志がないとダメ。

本当に変わりたいと思うなら、絶対に続けられる。弱音をはいてへばったり、ジム通いが続かないのは『このままでいいや』とどこかで思っているから。筋トレだって有酸素だって、ピラティスだってすべてキツいし、身体も痛くなる。でも、そこに負けちゃったらおしまい。だからこそ、意志なんです」

ここ最近、ただ細ければいい、筋肉はいらない、と考える若い女性が多いことが気になる、と語る。

「モデルさんなどがみんな細くて縦にストンとした体型で、それに憧れているからでしょうね。今の若い子達はみんな、ちゃんと食べていない。食べないダイエットをして、見た目が細ければいい、と思っている。食べないことを我慢できるなら、トレーニングの痛みだって我慢できるはずなのに...。

はっきり言って、日本女性には筋肉が足りない。みんなとにかく、筋トレをしてほしいです。女性なら誰でも、美には興味がある。そして、男性にもモテたいに決まっている。そう考えると、男性にも変わってほしい

ですね。男性がみんな『もっと筋肉の付いた女性が好き!』と言えばいいんです。そして女性がもっと筋肉を付けて『男性達もついて来い!』と世の中を引っ張っていくのはどうでしょう(笑)」

「自分が感じたすべてが、表情に、身体に表れる」
Kate T Ohira/ファッション・エディター、ライター、元『VOGUE GIRL』編集者

Kate T Ohira/ファッション・エディター、ライター、元『VOGUE GIRL』編集者 PHOTO:TOSHIO OHNO、HAIR&MAKE:MIRI SAWAKI

ファッション界を代表するAthletic WomanのKateさん。元スポーツトレーナーの経験を生かして、さまざまなスポーツブランドの国内外のワークアウトプロ グラムに参加している。

「私にとってトレーニングは生きることのすべて。トレーニングは嘘をつかない。やったらやった分だけ、自分の身体に返ってくる。だから楽しい。

現在は体幹を中心に、ほぼ毎日トレーニングをしています。インナーマッスルとアウターマッスルの両方に効果的なエクササイズを、時間をかけずに行うのが今の気分。フェイスパックや歯磨きは気がつくとバランスディスクの上でしているかも・・・・。これは真似しない方がいいかも(笑)」

「完全にTraining Addict」と語るKateさんは当然、食生活にもたくさんのこだわりを持っている。

「基本的に、好きなものを好きな時に食べています。食事の回数は1日5回。オイルを使わず調理した鶏肉や魚、ご飯や麺をバランスよく。トレーニング前は、栄養価が高く消化によいものをチョイス。基本的にトレーニング2時間前に炭水化物を摂っています。トレーニング1時間前しか食べられないならば、直前は麺類やおにぎり、DNS womanのソイフィットプロテインバー などで腹六分目に。そしてトレーニング直前には、DNS womanのミールバランス やアミノ酸を多く含むドリンクを飲んでいます。どんな時も、絶対に空腹でトレーニングをしない。これ、鉄則です!

プロテインは朝食時と、トレーニング直後30分以内。これはマストです。トレーニング後の30分はゴールデンタイム。体への吸収効率が最もいい時間ですから、ここで栄養価の高いプロテインやバナナを摂ります。トレーニングで傷ついた 筋肉に栄養を与えて修復し、筋肉量を増やしてくれますから。そして、トレーニングの1~2時間以内に食事。そして夜は成長ホルモンが分泌されるから、ベッドに入るだいたい1時間前にプロテインを摂っています。残念ながら、日本の女性はプロテインに抵抗がある人が多いようだけど、みんなが想像しているボディビルダーのような身体には到底なれないから、大丈夫(笑)。

このようにトレーニングと栄養は切っても切れない重要な関係! 『トレーニング後に食べると太るから食べない』といった、間違った情報を信じるのは要注意。せっかくのトレーニングも効果が半減です。大事なのは正しい知識を得ること。情報過多のネット社会に流されないでほしいですね。1日のたんぱく質を食事だけで摂取するのが難しければ、プロテインは強い味方になってくれる。例えばホームメイドスイーツにプロテインをミックスすれば、楽しくおいしく摂取できます」

女性の美しさを作るものは、ハートで感じたことのすべて。それがKateさんの思いだ。

「もしあなたが表面的な美しさがほしければ、ファッション誌を見れば答えは載っています。でも本質的な美しさを手に入れたいのなら、本当に美しい瞳がほしいなら、人のいい部分を見ること。美しい唇を手に入れたいならば、きれいな言葉を発すること。自分が感じたすべてが、表情に、身体に表れる。そう思います。

そして、さっきつけたばかりの表面的な香りや服装よりも、凛とした立ち振る舞いや愛のある言葉、ふとした時に垣間見れるセクシーさで魅了する方が好きです。それって、世界中のどんなブティックを探したって売っていないじゃないですか?

さらにトレーニングにおいて、努力していることを隠さず見せることの素晴らしさが、少しずつ広がっている気がします。もはや、トレーニングは男性だけのものではなくなったのよね。汗をかくことは素晴らしいし、その姿を見せることは美しいこと。今、多く女性が気づき始めていると思う。これほど素晴らしいことはないですね」

彼女達の言葉からもわかるように、美しさを求める女性にとって、トレーニングと栄養摂取は密接な関係にある。中でもプロテインは身体作りのベースとして、決して欠かせないもの。もちろん魔法の粉でも、筋肉がつく薬でも何でもない。食事管理を楽にしてくれるサプリメントであり、高タンパク質低カロリーな栄養補助食品だ。

The Athletic Womanを目指すなら、プロテインをしっかり摂ってトレーニングに励み、筋肉のある美しい身体をメイクしてほしい。そして、一人でも多くの日本女性の身体作りへの意識が変わることを、私達は願ってやまない。

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