食事の基本は「5大栄養素」。

 私たちの身体を構成している「細胞」。この細胞が日々絶えず入れ替わっていること、ご存知ですか? たとえば筋肉の細胞は約60%が1か月、血液の細胞は100~120日、骨の細胞は2年~2年半で入れ替わり、身体全体を見てもほとんどの細胞が1年の間でほぼ入れ替わってしまうのです。だからこそ必要なのが、食事からとる栄養素。正しい栄養を摂らないと、身体を維持することすらできないのです。

 身体に必要な栄養素は「5大栄養素」と呼ばれ、それぞれ以下のような役割を持っています。

1.たんぱく質
  筋肉、内蔵、皮膚、爪、髪の毛などの身体を作る材料となる栄養素。主としてアミノ酸から形成され、ホルモンや酵素の原料になります。
2.炭水化物(糖質)
  主に身体や脳を動かすエネルギー源。同じようにエネルギーになる脂質よりも燃焼が早く、体に吸収されるとすぐにエネルギーになります。
3.脂肪
  長時間運動する際の身体のエネルギー源。そのほか、神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのにも欠かせない成分。
4.ビタミン
  酵素の働きを助け、身体のさまざまな代謝をコントロール。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの13種類あります。
5.ミネラル
  骨などの身体を作る材料。細胞の浸透圧の調整をします。摂取基準が決められているミネラルの種類は、ナトリウム、マグネシウム、リン、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素の13種類です。
また、これらの栄養素を多く含む食品は以下のとおりです。

【たんぱく質】
 動物性たんぱく質......肉類、魚介類、卵、乳製品
 植物性たんぱく質......豆類、穀類

【炭水化物】
 白米、パン、麺類、いも類

【脂質】
  肉の脂身やラード、コーン油、大豆油

【ビタミン】
 肉、レバー、豆、チーズ、牛乳、緑黄色野菜など(ビタミンの種類により異なる)

【ミネラル】
 魚介類、海藻類、牛乳、乳製品、豆類など(ミネラルの種類により異なる)

 こう見ると、偏った食事では大切な栄養素が取りきれないことは一目瞭然。健康的なカラダを作りたい、スタミナをつけたい、スポーツのパフォーマンスを上げたいと思ったら、まずは食事に含まれる「五大栄養素」の存在を意識し、たくさんの種類の食品を摂るように心がけましょう(文/WーEVOLUTION編集部)。

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