大クラッシュから執念の復活 スキー界の女王 リンゼイ・ボン

スキー界の女王 リンゼイ・ボン
アルペンスキーの女王、リンゼイ・ボン。ソチ五輪の約1年前、2013年2月の世界選手権でレース中に大クラッシュし、右膝の前十字靱帯を断裂。手術を乗り越え、再びソチに照準を合わせるも、またしても右膝を痛めるアクシデントに見舞われました。

選手生命を脅かす怪我を正面からしっかりと受け止め、悩み抜いた結果ソチ五輪出場の断念し、復活をかけて2度目の手術に踏み切ったリンゼイ。
「自分がやるべきことに一生懸命取り組めば、必ず報われると信じている。」と、地元で開催される1年後の世界選手権優勝へと目標を切り替えて、リハビリに専念しました。

そして2015年1月18日、イタリアで行われたアルペンスキーW杯。
全世界が息を呑んで見守る中、リンジーは2度の大怪我を感じさせない完璧な滑りを見せ、滑降で優勝、世界記録に並ぶW杯通算62勝目をあげました。

そして、翌日に臨んだ女子スーパー大回転で再び優勝。通算勝利数を63とし、アルペン女子でW杯最多勝利記録を36年ぶりに更新したのです。
その後も、彼女によって記録は塗り替えられ、その勢いは留まることを知りません。

スキー界の女王 リンゼイ・ボン2
どんな困難な状況に陥っても、常に前を向いて迷わず自分の道を進み続けたリンゼイ。その揺るぎない意志の先に待っていたのは、"世界最強のスキーヤー"という輝かしい称号でした。表彰台の上で輝く美しい笑顔。その笑みの裏側には、マイナスをプラスに変え、何事にも屈しない強い精神力がありました。

今月2日に開幕した世界選手権。勢いに乗ったスキー界の女王から目が離せません。

誰が何を言おうと、自分がやるべきことを、やるべき時にする。~リンゼイ・ボン(Lindsey Vonn~)
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