沖縄での出会いに感動と感謝【OKA】

W-EVO編集スタッフのOKAです。この12月、昨年に続いてNAHAマラソンを走ってきました。

私にとって2回目のフルマラソンへの挑戦。マラソンが好きというよりは、沖縄が好き。「沖縄で開催されるマラソンには出場したい」と思い、昨年をきっかけに出場しています。

時間ができたら沖縄にふらっと行く。そんな生活をしています。沖縄の海、気候、人、雰囲気、食べ物、すべてが好きです。そんな中、NAHAマラソンの数週間前に、ある出会いがありました。

沖縄在住のおばあちゃん二人です。出会った場所は小学校の校庭。「沖縄そばおいしいかい?」から始まり、沖縄のこと、私の出身地のこと、おばあちゃんのお孫さんのこと、仕事のこと...などなど、いろいろなことを話しました。

その時、今年のNAHAマラソンに出場することを伝えたところ「NAHAマラソンはね、沖縄が一つになれるイベントさぁ。私いつも沿道に出ているから応援するさぁ」と話して下さり、再会を誓い、私は東京に戻りました。

そして、レース当日。

再会の約束はしたものの、わかっているのはおばあちゃんの苗字と「国際通りを過ぎて右に曲がった道の左側沿いにいる」ということだけ。言われた通り、とにかく左側を走っていたところ「岡さんファイト!!」と書かれたボードを持ったおばあちゃんが!

感動でした。ただしランナーの数が多かったので、おばあちゃんとは手を握り合っただけ。再会は一瞬で終わってしまいました。レースが始まって間もない、数㎞地点でのことです。

「少しでも話したかった」」

「一緒に写真を撮りたかった」

「お礼を言いたかった」

そんな後悔の思いが、頭の中をぐるぐると巡っていました。

中間地点を超えると、疲れでどんどん苦しくなってきました。その時、あらためておばあちゃんの応援ボードのことを思いました。

「岡さんファイト!!

そうだ。後悔している場合じゃない、頑張らなければ! 

気持ちを切り替え、走り続けました。

30㎞付近の「壁」は、28度という記録的な暑さと強い日差し、そして膝の激痛によって、想像以上のものでした。そんな時にも思い出されるのは、応援ボードとおばあちゃんの笑顔。どうにか最後まで走り切ることができました。ゴールの瞬間はさまざまな思いがこみ上げ、走ってよかったと心から思いました。

どうしても、おばあちゃんにお礼を言いたい。

那覇から帰ってからもそんな思いを引きずっていたところ、前に会った時の会話を思い出しました。

そういえば、おばあちゃんは「ホテルで働いている」と言っていたな...

仕事先に電話をかけてみたところ、おばあちゃんの所在を知ることができました。お礼の手紙とゴールした際の写真を郵送すると、2日後に電話がかかってきました。

「岡さん、ありがとうねぇ。こちらもうれしいさぁ。完走したんだね。おめでとう」

おばあちゃんのひと言ひと言が、とにかく温かかったです。そして2日後、応援ボードと手紙が私の家に届きました。

手紙には、気づいてもらえるように出会った時と同じ服装でいたこと、家族で応援ボードを作って盛り上がったことなどが綴られていました。本当にうれしかったです。人の心の温かさを、心から感じる体験でした。

人と人との絆を深めてくれたNAHAマラソン、そして沖縄に感謝。おばあちゃんとの年齢差40。予想もしなかった出会いと出来事に感謝します。

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